図書コーナー 4月「今月のおすすめ本」

『織の四季  京の365日』(藤井健三・佐藤 道子 / 京都新聞出版センター)

本書は、20年前に京都新聞で連載されたコラム『織の四季』を休刊日分追加して1冊にまとめたものです。
京の行事や祭り、花鳥風月などを色艶やかに描き出す西陣織の写真が365枚収録されており、それぞれ図案や色彩についての短い解説が添えられています。
1月の松竹梅鶴亀から始まり、2月は雪輪、3月は宝鏡寺人形展、4月はエイプリルフール、5月はツツジ、6月は薪能と続いていき、最後は連載当時の干支である酉で締めくくられます。
写真だけを眺めて楽しむもよし、解説と合わせて当時の日々に思いを馳せるもよし。
どこから見ても楽しい1冊です。