図書コーナー 7月「今月のおすすめ本」

『暮らしの歴史散歩  生き生き平安京』
(藤川桂介 / TOTO出版) 

10年ごとに起こる天災や政治の混乱、花見は流行で「梅」から「桜」へ、コネづくりは必須の激しい就職活動、御所勤めでも快適でない職場事情、20種の小鉢が用意されているのに栄養失調で不健康?!など、主だった歴史とは少し外れた平安時代のよもやま話が盛りだくさん。
昔も今も案外変わっていないものだなと思わせられます。